どうも沐浴経験者です!なぜか自慢げです。笑
沐浴って、初めてやる前は、「え?沐浴って何?」「そんなに難しいの?」と結構不安になるパパさんが多い気がします。一度やってしまえばなんてことないんですけどね。
今回はそんな「沐浴」講座です。子どもが生まれたばかりのパパさんやこれからパパになる人以外は、簡単すぎるのでこの記事は読み飛ばしてもらって構いません。
逆に沐浴未経験の方にとって、初めて勉強するにはちょうどいいくらいの基本的な内容になってます。
そもそも沐浴ってなあに?
まず、沐浴とはなにか?ですが、Wikipediaで調べてみると、
沐浴(もくよく、ablution)は、からだを水で洗い潔めること[1]。宗教的な儀式を指すことが多い。
と出てきます。
「え???」
「宗教的な儀式???」
と、軽くたまげますが、続きで「乳児の体を洗うことも含まれる。ここでは、宗教的な儀式について主に説明する」とありました。
Wikipediaで儀式の説明を読んでも仕方がないので、簡単に説明すると、沐浴って「赤ちゃん用の小さいお風呂に入れること」です。生まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱いので、大人と同じ浴槽ではなく、ベビーバスを使って体を洗うんです。大人が湯船に入る場合は入浴というので、それと区別して沐浴という言葉が使われています。
「沐浴」=「赤ちゃん用のお風呂」
で、おおまかにいうと以下のようなものです。
- 生後1ヶ月くらいまでは専用のベビーバスで沐浴させる
- 基本は1日1回(夏場は数回しても可)
- 時間は10〜15分間で終わらせる
- 授乳からは1時間以上あける
- 毎日のリズムを整えるためできるだけ同じ時間に沐浴させる
沐浴には何が必要なの?
沐浴に必要な物をざっと書き出します。ここでは基本的なものだけにしています。「これがあると便利!」とか「基本のやり方よりもこっちの方が…」みたいなのは、今回は省略します。
沐浴のときに準備するもの
- ベビーバス
- 温度計
- 石けん(または、沐浴剤)
- ガーゼ
- 洗面器
- バスタオル
沐浴ってどうやればいいの?
沐浴の手順を簡単にまとめていきますが、実際にやってみるとそんなに難しくはありません。
沐浴の手順
1.ベビーバスにお湯を張る
ベビーバスにお湯をためます。温度は、38-39度(冬は40-41度)にしましょう。ちゃんと温度計で測ってくださいね!
上がるときに赤ちゃんにかけてあげる分は、この時に洗面器にとっておくといいですよ。
2.赤ちゃんをベビーバスへ
赤ちゃんの首の後ろとおしりを支えて、ゆっくりと足からお湯につけていきます。沐浴布(大きめのガーゼでも可)があれば体にかけてあげると赤ちゃんが安心します。
利き手で体を洗う方がやりやすいので、右利きの人は左手で頭を支えると良いでしょう。
3.顔を洗う
ガーゼをお湯につけて軽く絞り、目の周り→額→ほっぺた→口の順にふいていきます。
4.頭を洗う
ガーゼで頭を濡らして、石けん(ベビー用シャンプーを使う人も)を手につけ泡立てて円を描くように優しく頭を洗います。
お湯を含ませたガーゼで頭の泡を洗い流します。
5.体を洗う
体の前側を洗います。首→脇の下→おなか→股→足の順に手のひらで優しく洗ってください。首や脇の下、股などは汚れがたまりやすいので丁寧に!
また、手のひらも汚れがたまりやすいのでしっかり洗ってください。赤ちゃんの手や指を洗った後は、すぐに洗い流して泡が口に入らないように注意です!
6.おしりを洗う
首を支えながらもう片方の手を脇の下に入れて、両手で赤ちゃんをひっくり返してください。
首の後ろ→背中→おしりと洗っていきます。特におしりはしっかりと!
7.上がり湯ですすぐ
仰向けの状態に戻して、はじめに洗面器に入れておいたお湯をかけて洗い流してください。
8.バスタオルで体を拭く
最後に、赤ちゃんをバスタオルでくるんで体をふいてあげます。脇の下やおしりなど、しっかりふいてあげてください。
あらかじめ、バスタオルやおむつ、着替え、部屋の温度調整をしておくと後から慌てなくていいですよ!
動画でおさらい(助産師さんによる沐浴)
https://www.youtube.com/watch?v=DH4b4CuNRNw
言っちゃいけないこの一言…(まとめ)
というわけで、沐浴についてざっと説明してきましたが、いかがですか?
けっこう簡単にできそうでしょ?難しく考える必要はないんです。単純に「赤ちゃん用のお風呂に丁寧にやさしく入れてあげる」と思えばOKです!
最後におまけで、「これを言ったら美人なママの顔を一瞬で般若に変える一言シリーズ」で終わりとします。※かっこ内は般若の心の声と思って良いです……。
- 「いや俺、沐浴やったことないから、やり方わかんないし」
→(…いやいや、誰でもはじめはやったことないだろ。こっちは何から何まで全部自分で調べてるんだよ!!!) - 「ごめーん、もうすぐ沐浴終わるから、着せる服とオムツ出しといて〜」
→(…いやいや、それも含めて沐浴だろうよ!!!) - 「え、あ、やべっ。ねぇママ!うんちしちゃった、ど〜しよ…」
→(…いやいや、こっちは一日何回とうんちの処理してんだよ!!!)
以上、みなさん沐浴おそれずやってみましょう!