パパになったばかりのみなさん。ミルクを作ったことやあげたことはありますか?「いや、作り方間違えたら大変だし……」「それはママがやってくれるから……」という方も多いのでは。
完全母乳ならしょうがないですが、ママがミルクをあげてるという人はぜひチャレンジしてください。自分で作ったミルクをあんなに幸せそうに飲む赤ちゃんのかわいい顔は今しか見れませんよ。
母乳はママしかあげられませんが、ミルクならパパでも大丈夫です!
そもそもミルクっていつどれくらいあげるの?
ミルクの量やタイミングについては、「これがわからないので下手にミルクをあげられない」というパパさんは多いのではないでしょうか?
これに関しては簡単にお応えすることはできません。なぜなら赤ちゃんの月齢や混合授乳(母乳とミルクを両方あげる)かミルクだけをあげているかによっても全然変わってくるからです。
なので、ミルクの量やタイミングに関してはママに相談してください。適当な量で作ったり好きなときにミルクをあげるのは絶対にやめてください。
ミルクを作るときに準備するもの
下準備をしっかりと
ミルクを作る前に、必要な物が揃っているか?哺乳びんの洗浄・消毒はできているか?作る場所は清潔か?などを確認してください。
それから自分の手も必ず石けんで丁寧に洗います。
いざ作りはじめてから「あ〜、◯◯がないっ!」となると慌てますし、赤ちゃんがお腹をすかせて待っているので、これでもかというくらいギャン泣きされちゃいます。
ミルク作りに必要なもの(片付け含む)
- 哺乳びん+乳首
- 粉ミルク
- 一度煮沸して70℃くらいに冷ましたお湯
- 哺乳びん用洗浄ブラシ
- 乳首用洗浄ブラシ
- 洗剤
- 消毒グッズ(煮沸用、電子レンジ用、薬液用のいずれか)
ミルクの作り方の手順
粉ミルクを哺乳びんに入れる
粉ミルクを付属の計量スプーンですりきりを使って正確に量ります。缶に書いてある指示に従って正しい量を哺乳びんに入れてください。粉ミルクの量が多すぎても少なすぎてもいけないので、絶対に適当に量ってはいけません。
哺乳びんにお湯を入れ、粉ミルクを溶かす
哺乳びんにできあがり量の約2/3のお湯をいれます。お湯は一度沸騰させて70-80℃に保ったものを使ってください。
乳首とフードをつけ哺乳びんを振って溶かした後、できあがり量までお湯を加えて軽く混ぜ合わせます。円を描くように哺乳びんを揺らすと溶けやすいです。このとき、哺乳びんを縦にふるとミルクが泡立ってしまい、赤ちゃんが飲みにくくなるので注意です。
ミルクを流水で冷ます
粉ミルクがしっかり混ざったら、流水を当てて冷まします。温度は人肌になるくらいが目安です。
ミルクの温度を確認する
赤ちゃんが飲んでも大丈夫かの最終チェックは、自分の腕の内側にミルクを1滴落として確認します。ほんのり温かいと感じるくらいがだいたい40℃で、ちょうど良い温度です。
やっちゃいけないこの行動…(まとめ)
いかがでしたか?きちんとやり方さえ守ればそんなに難しくなさそうですね。まだミルクを作ったことがないパパさんはぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後に、「これをやったら美人なママの顔を一瞬で般若に変える行動シリーズ」で終わりとします。
- 粉ミルクの量をきちんとすりきりで量らず「出血大サービス!」とか言って山盛りで作る。
- ミルクを作って赤ちゃんにあげたのはいいけど、その後の哺乳びんの洗浄や消毒をしない。
- キャップがきちんとしまってないのに気付かず、赤ちゃんに飲ませようと逆さまにしたらキャップが外れて、作ったばかりのミルクを全部ぶちまける。
以上、超初心者のための「はじめてのミルク」講座でした。