今回は、読み聞かせには向かない絵本を紹介します。
なぜ不向きかというと、その絵本を子どもに読み聞かせてあげてると、読んでるこっちが泣いてしまってちゃんと読めなくなるからです。
その絵本のタイトルは『ママがおばけになっちゃった!』。
もうね、これ反則のレベルです。間違いなく泣いちゃいます。
『ママがおばけになっちゃった!』
こんな文章で物語がはじまります。
ママは、くるまに ぶつかって、おばけに なりました。
「あたし、しんじゃったの? もう! しぬ ときまで おっちょこちょいなんだから!」
ただし、こんな意見も……
この本は、主人公の男の子と同年齢の子供が読むべき本ではないと感じました。
4歳の子供に、お母さんがいなくなっちゃうかもしれないという不安を煽ってなにかいい事があるのでしょうか?
大人でも簡単には受け止め難い親の死を、こんなに軽々しく幼い子どもに見せつけて、挙句泣かせて何の意味があるんでしょうか?
ママがいることへの感謝の気持ちなんて、幼児には不要です。
(Amazon商品レビューより)
たしかに上のレビューの意見は一理あるかもしれませんね。
お子さんに読み聞かせをする前にご自分ひとりで読んでみて判断したほうが良いかもしれません。
ただ、思うのは(個人的な意見になりすみませんが…)子どもに読み聞かせるのは好ましくないかもしれませんが、パパさんたちには読んでもらいたいかなと思える本でした。
理由は、読み終わった後、子どもとママのことがとても愛おしくなり、「ふたりとも絶対に悲しませないように僕がちゃんと家族を支えよう」「しっかり父親としてがんばろう」と思えたからです。
(↑個人的な意見なのでご自分で読まれることをおすすめします)