子育て奮闘中のパパのみなさん、今日のテーマは「寝かしつけ」です。これってみなさん苦手科目じゃないですか? 「そうそう、寝るときはママじゃないと絶対だめなんだよな…」とお嘆きのパパさんも多いのでは?
そんなパパの味方になるかもしれないすごい絵本『おやすみ、ロジャー』をご紹介します。
たった10分で寝かしつけ?魔法のぐっすり絵本『おやすみ、ロジャー』
『おやすみ、ロジャー』をAmazonで調べる『おやすみ、ロジャー』を楽天で調べる
『おやすみ、ロジャー』とは?
今、話題の絵本『おやすみ、ロジャー』は、スウェーデンの行動科学者により2010年に自費出版されました。それが好評で英語版も自費出版で刊行したところ、その効果の大きさからイギリスで口コミで話題となりメディアが取り上げたことで人気が爆発、40か国で翻訳が決定し世界的な大ブームとなりました。
日本でも2015年11月に発売されると、「ノンストップ!」「めざましテレビ」「スッキリ!!」「王様のブランチ」など多数のテレビ番組でも取り上げられ話題となっています。
日本語版の監修は快眠セラピストの三橋美穂さんで、翻訳にあたって、睡眠の専門家の目線からより眠りにつきやすい言葉を選ぶように心がけて完成された絵本なんだそうです。
『おやすみ、ロジャー』の秘密!
その人気の秘密は、読むだけでお子さんがすぐ眠くなるという心理学的効果が実証済という点でしょう。
眠くなる心理学的な仕掛けが満載!
眠りたくても眠れないうさぎのロジャーが、だれでも眠らせてくれる「あくびおじさん」のもとを訪ねるというストーリー。その中に眠くなる心理学的な仕掛けがつめ込まれているんです。
例えば、「もっともっと」「ゆっくりゆっくり」など眠りたい気持ちになる言葉が効果的に繰り返されたり、作中に登場する「ウトウトフクロウ」が教えてくれる体の力を抜く方法は「自律訓練法」と呼ばれ、医療の現場でも使われている方法です。
なんと、読み方の手引き付き!
『おやすみ、ロジャー』には、なんと効果を高めるための読み方の指示が書かれています。
『おやすみ、ロジャー』は子どもたちの寝つきをよくするために書かれた本です。 この本はゆっくりと、できるだけおとぎ話にふさわしい声で、
他のことにいっさい邪魔されない環境で読み聞かせてください。
そうすることで子供がリラックスし、落ち着いて眠りやすくなるのです。
内容はリラクゼーションを目的とした心理学のテクニックにもとづいているので、 もし途中でお子さんが寝てしまっても、起こさずにそのまま終わりまでとおして 読むとより効果が高まります。お子さんは絵を見ながら聞くよりも、むしろ横になってお話だけを聞くほうがいいでしょう。
そのほうがリラックスしやすいのです。
まずはふつうに読み聞かせをしてみて、慣れてきたらつぎの指示に従って読んでみてください。
- 太字の箇所は、言葉や文を強調して読む
- 色文字の箇所は、ゆっくり、静かな声で読む
- 【あくびする】など動作の指示に従い、【なまえ】にはお子さんの名前を入れる
- うさぎの名前、ロジャーは、ロー・ジーャーとあくびを2回しながら読んでもよい
対象年齢は?
英語版では3〜7歳におすすめとなっています。3歳より下の子でもある程度の効果はあるようですが、言葉の意味を理解できて、布団に入って横になってお話を聞けるくらいの年齢の子がより効果が見込めそうです。
パパママの口コミ・感想は…
「効果があった」という声も!
これほーんとすぐ寝ちゃう(笑) 眠くないもーん寝ないもーんとか言ってるおデブちゃんでも速攻寝ちゃう。すごい!#おやすみロジャー pic.twitter.com/SCEpsgz4IQ
— かのちゃむ (@kanochamu) 2016, 1月 29
話題の本買ってみた❗️ いつも22時過ぎても寝ない3歳の息子が本の半分くらいで寝た(º ロ º๑)‼️ #おやすみロジャー pic.twitter.com/CamqI5XlH9
— a-mama (@asa_0601) 2015, 12月 8
昨日、保育士兼幼稚園教諭の叔母から教えてもらった「おやすみロジャー」これは、ヤバイね。すごすぎ!!夜の寝かしつけにオッパイが欠かせなかった娘②が初めてオッパイなしで、眠りにつきました!!ビックリ!!#寝かしつけ#おやすみロジャーpic.twitter.com/9i5EWUYIWZ
— チビコ☆ (@neru922) 2015, 12月 7
一方で、こんな意見もあります。
絵本として売上が伸びているようですが、この本は、物語や絵を楽しみながら、子供に教育を与える絵本ではなく、催眠です。
私も1歳の子を持つ親ですが、「寝かしつけ…」としても、この方法で寝かすのはいかがなものかと非常に考えさせられました。
一言で言うと、「退屈で長い本」ということでしょうか。それは確かに眠くなりますよね。が、子供が楽しいかと言うと?寝る前の絵本タイムは、寝かせることももちろんですが、一緒にゆっくり楽しむための時間、と考えています。この本を読んで2歳の子供は眠くなりましたが、翌日のリピート要望はありませんでした。
眠くなるとわかっていながら参考書や資料を読んだこと、誰でもあると思いますが、それに近いかと。
夜、眠りにつく前に子どもと一緒に絵本を読んで、その絵本の世界をゆっくり楽しみたいというパパママには不向きかもしれません。
でも「うちの子、遅くまで全く寝ない」とか「寝付くまでに1時間かかって大変…」というパパママにはとっても役に立つ魔法の絵本となるかもしれませんね。
まとめ
今、話題の絵本『おやすみ、ロジャー』をご紹介しました。賛否あるようですが、寝かしつけに一定の効果があるのは間違いないようです。
「寝かしつけ、全然むり…」というパパさんは、この絵本を使って寝かしつけに挑戦してみてはいかがでしょうか?
『おやすみ、ロジャー』をAmazonで調べる 『おやすみ、ロジャー』を楽天で調べる